美容メーカーのミルボンから発売されている洗い流さないトリートメントに特化した有名なシリーズといえば「エルジューダ」。
トリートメントとしての効果はもちろん、種類も豊富でいろんな髪質の方に合わせられるので使用している方が非常に多いです。
しかしそんな「エルジューダ」シリーズですが、
- 「私はブリーチをしているのだけど、どれを使えばいいの？」
そう思ったことはありませんか？
そうです。実は今までブリーチ毛に特化したものは「エルジューダ」からは発売されていなかったんです！
そこで、そういった声に応えたのか、はたまたブリーチをする人が増えたからなのかは分かりませんが、
「エルジューダ」から満を持してブリーチ毛に対応した商品が発売されました(2021年5月20日)。
その名もエルジューダ『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』！
ということで！今回はブリーチ毛に特化した新商品、
エルジューダ『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』を紹介していきたいと思います♪
- エルジューダの新商品『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』のことが知りたい
- ブリーチをした髪の毛に良い洗い流さないトリートメントを探している
- 髪の毛のダメージに悩んでいる
このページでは現役美容師ができるだけ分かりやすく解説していきます
目次
□『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』とは
今回発売された『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』は、
“洗い流さないトリートメントでブリーチ毛の悩みを解決すること”を目標につくられました。
近年は多くの美容室で髪の毛へのダメージを軽減できる“ケアブリーチ”が取り入れられたこともあって、ブリーチを使ったヘアカラーをされるお客様が増えています。
ブリーチをするとカラーで表現できる幅が広がりますし、いろんな色を楽しめるようになって嬉しくなりますね♪
しかしその一方で見過ごせないのが髪の毛が受けるダメージ。
以前よりはかなりダメージレスになったとはいえ、あくまでブリーチ、一般的なカラーよりは強くダメージがでてしまいます。
せっかく美容室で綺麗にしてもらったのに、日頃のケアが上手くできずにブリーチヘアの魅力を引き出せなかったら悲しいですよね。
そこでエルジューダ『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』は、
- 「ゴワゴワしてまとまらない」
- 「パサついて艶がでない」
- 「手触りが悪い」
などブリーチ毛特有の悩みを解決するためにつくられました！
・ここが重要！“ブリーチうねり”にオイル化グリセリン！
ブリーチ毛が綺麗に見えなくなっている１つの原因が“ブリーチうねり”と呼ばれるもの。
そしてそれを解決に導いてくれるのが“オイル化グリセリン”です。
「横文字きらいだよ！」
という声が聞こえてきそうですね。かくいう私も嫌いなので簡単に説明していきますね♪
・ブリーチうねりとは
“ブリーチうねり”とはなんのことかと言うと、ブリーチをしてダメージを受けた髪の毛がクシを通したときに引っかかってしまい、過度なテンションをかけられたことによって
ドライヤーをして乾いたときにはうねりが発生してまとまりがつかなくなっている現象です。
ブリーチをされたことがある方はドライヤー後に髪の毛が広がってしまったことはありませんか？これはブリーチうねりが原因です。
これにプラスしてブリーチうねりがあると髪の毛のツヤはでません。
髪のツヤというものは髪の毛の表面にあるキューティクルが鏡のように綺麗に揃うことで、光を正反射してみえるものです。うねりがあると不揃いになるので、どうしてもツヤが出にくくなってしまいます。
- ブリーチうねり→ブリーチによるダメージが原因で乾いたときにまとまりがつかなくなる
そもそもブリーチ毛に代表されるハイダメージ毛というのは、強いダメージによって毛髪の水分量や油分量がバラバラになっているために、洗い流さないトリートメントが均一になじみずらくなっています。
そのため一般の洗い流さないトリートメントをつけても、髪の毛になじみづらいので、クシが上手く通らずに“ブリーチうねり”が起こってしまいます。
- 「ブリーチでダメージを受ける」→「トリートメントがなじみづらい」→「クシが上手く通らない」→「ブリーチうねり発生」
・オイル化グリセリンで解決！
オイル化グリセリン※1
グリセリンとオイルが結合した成分。水とオイル両方になじみやすい性質を持つ。オイルをブリーチ毛に均一に広がりやすくし、毛髪内部の水素結合をゆるめる。
※1ポリグリセル3-ポリジメチルシロキシエチルジメチコン〔毛髪保護成分、毛髪保湿成分〕
Milbon
トリートメントが髪の毛へなじみづらい問題をさくっと解決してくれるのが“オイル化グリセリン”です。
これは簡単に言うと「水のように働き、油にもなじみやすい」性質をもつ成分です。
要するにオイル化グリセリンは、水分量や油分量がバラバラになってしまった髪の毛にトリートメントが上手くなじむようにしてくれます。
そのためブリーチ毛でもトリートメントがよくなじみ、クシが上手く通るようになって、結果的にブリーチうねりが起きなくなります。
- オイル化グリセリン→トリートメントを髪の毛に上手くなじませてくれるので“ブリーチうねり”が起きなくなる
まさにブリーチをした髪の毛が求めている成分です
・その他の共通する成分
『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』
この２つに共通する成分として“CMADK”、“バオバブエキス”というものがあります。
この２種類の成分はエルジューダシリーズではおなじみのものなので本稿では割愛させていただきますが、簡単に言うと
- 「CMADK」→毛髪に類似させた、髪の毛に良くなじむ優秀な補修成分
- 「バオバブエキス」→超乾燥地帯サバンナから採取した、髪の毛内部まで水分を浸透させる保湿剤
というものです。
どちらも優秀な成分で、特にCMADKは髪に非常に有効な成分となっています。
詳しく書いたページがあるので興味があれば是非ご覧ください↓
【現役美容師おすすめ】ミルボンエルジューダアウトバストリートメント！
・香り
髪の毛には匂いが残りやすいので、香りも洗い流さないトリートメントを選ぶ上での大事な要素ですね。
『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』は２つとも同じ香りで透明感あふれるクリスタルムスクの香りです！
体感的なイメージとしては少しだけ甘さのある大人っぽい柑橘系の香りに感じます。既存のエルジューダシリーズとはまた違った、香水やフレグランスにもありそうな良い香りです♪
・「セラム」と「ジェル」どちらを選ぶ？
「セラム」と「ジェル」は自分の髪質に合わせて使うのが一番良いです。
自分の髪質がわからない方は担当の美容師さんに聞いてみてください。快く答えてくれますよ♪
①『ブリーチケア セラム』 軟毛の方向け
毛先が絡まり、フワフワ広がりやすいブリーチ毛の方へ
Milbon
軟毛の方って髪が広がりやすく、絡まるのにオイルをつけるとベタつきやすくありませんか？
それを解決するために粘性の違う2種類のオイルを配合して、さらさらな質感とまとまりを実現させています。
②『ブリーチケア ジェルセラム』 普通〜硬毛の方向け
ゴワゴワ硬く、全体的に広がりやすいブリーチ毛の方へ
Milbon
普通〜硬毛の方はさらさらな質感やまとまりだけでなく“やわらかさ”も欲しいのではないでしょうか？
ダメージ部分に作用して髪をやわらかくしてくれる効果を持つ成分が配合されているので、やわらかさもしっかりでます。
□まとめ
『ブリーチケア セラム』『ブリーチケア ジェルセラム』は“ブリーチうねり”を解決して、ブリーチヘアを今より素敵に扱いやすくしてくれる洗い流さないトリートメントです。
まさにブリーチ毛に特化した洗い流さないトリートメントなので、ブリーチをされている方は是非使ってみてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました！
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