【現役美容師が解説】失敗しない!モイオイルの正しい使い方!

美容

手軽にトレンド感がだせると話題の『モイ オイル レディアブソリュート』。自然由来成分にこだわっていて、お肌に優しくどなたでも使いやすいのが特徴です。

美容室でも取り扱っているところが多くあり、人気のあるヘアオイルです。

しかしその一方で、

  • 「髪の毛がベタついてしまう」
  • 「使いづらくて途中で使用をやめてしまった」

といったような声も聞きます。

なぜこのような声があがるのでしょうか?

おそらくこれには『モイ オイル レディアブソリュート』を“どう使用するのか”が関係します。

そこで今回は『モイ オイル レディアブソリュート』の失敗しない正しい使い方を解説していきたいと思います♪

この記事がおすすめな人
  • 『モイ オイル レディアブソリュート』の正しい使い方を知りたい
  • 『モイ オイル レディアブソリュート』の使用を途中で辞めてしまった
  • ヘアオイルでのスタイリングが苦手



この記事では現役美容師ができるだけ分かりやすく解説していきます♪


□『モイ オイル レディアブソリュート』とは

出典:LebeL Moii


『モイ オイル レディアブソリュート』とはヘアサロン専売品プロダクツブランドのLebeL(ルベル)から展開されている、「Moii(モイ)シリーズ」のボディ・ヘアオイルです。


これがいちばん、わたしらしい。

肌にも心にもフィットするものを選びたい。そんな想いに応え、自然由来成分にこだわって生まれたナチュラルケアシリーズ「Moii(モイ)」。

身につけるたびに自信が満ち、毎日が輝いていく。自分らしくあることこそ、何より美しいのだから。

LebeL Moii
ルベル モイ オイル レディアブソリュート 50ml
価格:1630円(税込、送料別) (2022/6/15時点)楽天で購入

・特徴①自然由来成分にこだわっている


自然由来成分*1100%*2

シリコーンフリー/パラベンフリー/合成着色料フリー

*1成分の由来の大半が植物等の非石油系成分であることを意味します。 *2水を含めていません。

Moii oil

『モイ オイル レディアブソリュート』は化学製品を出来る限り排除し、自然由来成分をメインにつくられています。

髪だけではなくお肌にも優しいので、赤ちゃんがいるお母様にも愛用している方が多くいるようです。

「Moii(モイ)シリーズ」では全製品敏感肌パッチテストを行っている*ので、お肌が弱い方でも使用できます。

*(全ての方に皮膚刺激が起きないというわけではありません。)


・特徴②軽い質感の濡れ髪になれる

『モイ オイル レディアブソリュート』には3種の保湿力の高いオイルが配合されています。

1,「神の木」とも呼ばれるマルラ

2,乾いた大地に育つ「長寿の木」バオバブ

3,栄養価世界一に輝くアボカド

Moii oil

3種のオイルで、しっとりとしたウェット感をだしてくれます。

軽い質感でさらっとトレンドの濡れ髪、ウェット感をだしたい方におすすめなオイルです。


・テクスチャ

スマートなデザイン。

プッシュ式です。

他のスタイリングオイル剤に比べて「水」っぽさがありサラサラしています。

サラサラしているため非常に伸ばしやすいです。



・値段



『モイ オイル レディアブソリュート』/
内容量50ml
定価2,860円(税込)
1mlあたり(税込の価格で計算)57,2円



・正しい使い方

それではこの記事の主題である『モイ オイル レディアブソリュート』の失敗しない正しい使い方です。

私の考える正しい使い方とは、

『モイ オイル レディアブソリュート』を仕上げのスタイリング剤としてのみ”使うことです。

  • 『モイ オイル レディアブソリュート』は仕上げのスタイリング剤としてのみ使う

ちなみに公式の使用方法では、

〈ご使用方法〉

乾いた髪の中間から毛先、顔周りに少しずつなじませます。

Moii oil 使用方法

とあります。

↑「“乾いた髪”の中間から〜」

この部分を見逃してはいけません。『モイ オイル レディアブソリュート』は乾いた髪に使います。

勘違いしやすいのですが「ヘアオイル」は“いつどの状態でも使っていい”というわけではありません。モノによっては明確に使用方法が制限されています。

これを知らずに誤った使い方をすると、失敗ヘアになりやすくなってしまいます。

例えば『モイ オイル レディアブソリュート』を濡れた髪に使用した場合、ドライヤーを当てても髪の毛が乾かなくなることがあります。



・失敗しやすい使い方

『モイ オイル レディアブソリュート』を髪の毛を乾かす前の、濡れた髪に使用すると失敗ヘアになりやすくなります

そもそもヘアオイルには大きく分けて2種類のタイプがあります。

それは“精製した石油からできた「鉱物油(乾くタイプ)」のオイル”と、

“植物の種子などから抽出される「植物油(乾かないタイプ)」のオイル”です。

髪の毛に付けた後に乾くのか、もしくは乾かないのかで特性が分かれるので、

洗い流さないトリートメント等のヘアオイルには「鉱物油(乾くタイプ)」が、

スタイリング時に使うヘアオイルには「植物油(乾かないタイプ)」が使われていることが多いです。

  • 「鉱物油(乾くタイプ)」→洗い流さないトリートメントに使われる
  • 「植物油(乾かないタイプ)」→スタイリング用ヘアオイルに使われる



そして肝心の『モイ オイル レディアブソリュート』の成分の多くが「植物油(乾かないタイプ)」です。

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、パルミチン酸デキストリン、スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、アボカド油、イランイラン花油、ラベンダー油、セージ油、ローマカミツレ油、オレンジ油、マンダリンオレンジ油、エンピツビャクシン油、チョウジ葉油、ニオイテンジクアオイ油、ニオイヒバ葉油、ラバンデュラハイブリダ油

Moii oil 内容成分表

「植物油(乾かないタイプ)」の特性は“乾かない”ことです。

つまり『モイ オイル レディアブソリュート』は成分的に、洗い流さないトリートメントとしての使用にはあまり向いていないということになります。

濡れた髪に使用するとベタつきが残ったり、乾かなくなってしまうこともあります。


・スタイリング剤として使おう!

『モイ オイル レディアブソリュート』はスタイリング剤として使用するのが正解です。

ヘアアイロンやコテ、パーマの仕上げに使うのがおすすめで、少しの量であっという間にトレンド質感に仕上がります♪

テクスチャは軽くサラサラとしたタイプのオイルなので、全体に均一に伸ばしやすいのも特徴です。

軽い質感でさらっとトレンドの濡れ髪・ウェット感をだしたい、髪の広がりを抑えたい方におすすめです。


・使用量

【使用量目安】

3〜5プッシュ

Moii oil

実際に使ってみた感じとしては、

  • 「ショート」→1〜2プッシュ
  • 「ミディアム」→2〜3プッシュ
  • 「ロング」→3〜5プッシュ

このくらいを参考にしてもらうと良いかと思います。

「自然に仕上げたい」「髪の広がりだけ抑えたい」といった方はそれぞれ1プッシュずつ減らすのがおすすめです。



・使用方法

【使用方法】

乾いた髪の中間から毛先、顔周りに少しずつなじませます。さらに髪表面にも軽くなじませれば、きらめく濡れ感のあるタイトスタイルに。

Moii oil

使用する際は必ず髪の毛の内側からつけましょう。内側から外側に向けて揉み込んでいくと、全体に均一にオイルが馴染むので上手にスタイリングできます。

反対に髪の毛の表面からオイルをつけ始めると、ベタついて見えてしまい、やりすぎな感じになってしまうので注意が必要です。

最初に内側につけるときに手の平にあるオイルの量が“100%”だとしたら、最後に表面や前髪につけるときの手の平に残っているオイルの量は“15〜20%”ほどがベストです。

  • 髪の毛の内側からつけると上手にスタイリングできる


・洗い流さないトリートメントとして使いたいときは?

洗い流さないトリートメントとしての使用には向いていないと言ってきましたが、

「そんなこと言われても、既に洗い流さないトリートメントとして使用するつもりで購入してしまったよ!」って方もいるかもしれません。

対策がありますのでご安心ください。

この場合は、

①「何もつけずに乾かす」→②「8割程乾いたら『モイ オイル レディアブソリュート』を少量つける」→③「再び乾かす」

この方法であれば、ベタついたりせずに上手く乾かせますので試してみてください!


□まとめ

『モイ オイル レディアブソリュート』はスタイリング剤として使うのが正解。

ウェット感を出すオイルの中ではサラッとしたタイプなので、軽い質感が好きな方は是非使ってみてください。

扱いに困って途中で使用をやめてしまった方も、これを参考にもう一度だけ試してみてくださいね♪

最後までお読みいただきありがとうございました!

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