美しく魅力的な髪のためにドライヤーをする前に欠かせないのが洗い流さないトリートメント。
使えば指通りがよくなり、スタイリングがしやすくなって、いい香りがしたりして
嬉しい効果がたくさんあるので今では男女問わず使用されてる方は多いと思います。
しかし、いくら“欠かせない”と言われても、
- 「お風呂でトリートメントしてるけど、ドライヤー前にもトリートメントつけるの？」
- 「洗い流さないトリートメントってどれを使えばいいの？」
- 「種類が多すぎてよくわからない！」
そんな声が聞こえてきそうです。
実際、私も美容師になる前は洗い流さないトリートメントの種類の多さや使い方に悩んでいました。
そこで今回は私が自分自身に、お客様に何百回と使ってきた経験から
特に効果を実感した洗い流さないトリートメントを１つに絞って、その必要性と共に紹介していきます♪
- どんな方にもおすすめ出来る洗い流さないトリートメント
- 洗い流さないトリートメントはなぜ使う必要があるのか？
このページでは現役美容師ができるだけ分かりやすく紹介していきます♪
目次
・洗い流さないトリートメントって必要？
「お風呂でトリートメントしてるのに、ドライヤー前にまたトリートメントつけないとダメなの？」
と思われる方もいるかもしれませんが、結論から言うと洗い流さないトリートメントは確実に使った方が良いです。
・この章は「洗い流さないトリートメントの必要性」のお話なので、知ってる方は読み飛ばしちゃってOKです
そもそも髪の毛というものは質感は硬めのケラチン(タンパク質)でできているのですが、構造自体は脆く非常にデリケートです。
カラーリングやパーマなど、特にダメージの原因となるようなことをしていなくても、
紫外線や摩擦、ドライヤーの熱など日常生活を送る上での外部からの刺激で簡単にダメージを受けてしまいます。
ちなみにシャンプーは頭皮を洗うのが目的なので洗浄成分が入っています。洗浄成分が入っている以上少なからずシャンプーの際にも髪の毛はダメージを受けます。
- 日常生活を送るだけでも髪の毛はダメージを受けている
そしてダメージを受けてしまった以上は補修しなければ髪の毛はボロボロになってしまいます。
そこでまず必要になるのが髪の毛内部に栄養を補給するお風呂でやるトリートメント。
次に補修した栄養を逃さないようにフタをする洗い流さないトリートメントです。
- お風呂でやるトリートメント→髪の毛に栄養を補給
- 洗い流さないトリートメント→補給した栄養を逃さないようにフタをする
そして洗い流さないトリートメントはフタをするだけではなく、
ドライヤーやコテの熱からも髪を保護し、摩擦を軽減して一日中髪の毛を綺麗に保ってくれます。
“髪の毛というものは一度傷ついてしまうと、自ら回復することはありません。”
そのためダメージさせないように保護することが大切です。
科学的には髪の毛は死んだ細胞と言われています。
洗い流さないトリートメントをつけないということは、髪の毛がハダカのままで出かけるようなものなので非常に危険です。
なのでダメージからの予防策としても洗い流さないトリートメントを使用するのは必須です！
- 補修した栄養を逃さないようにフタをする
- 摩擦やドライヤー・コテの熱など日常生活で誰でも受けてしまうダメージから髪を保護する
- 手触りや見た目を良くして、一日中髪を綺麗に保つ
一連の流れとしては
シャンプー(洗浄)→お風呂でやるトリートメント(補修)→洗い流さないトリートメント(保護）
となります。
スキンケアで例えると
洗顔(シャンプー)→化粧水や美容液(お風呂でやるトリートメント)→乳液やクリーム(洗い流さないトリートメント)
と思ってもらえるとわかりやすいかと思います！
□『カラーシールドクリーム』
それでは早速本題に入ります！
現役美容師おすすめの洗い流さないトリートメントは、『シュワルツコフ カラーシールドクリーム』です♪
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どこかで見かけたことはありますか？
あまり積極的には広告をだしたりしないので、知っている方は少ないかもしれません。
『カラーシールドクリーム』はドイツに本社がある有名美容メーカーの「シュワルツコフ」から発売されている洗い流さないトリートメントです。
その特徴は大きく分けて２つ
- 髪の毛に類似させた補修成分配合
- どんな髪質の方にも合う使い心地
です。
ではなぜ私が『カラーシールドクリーム』をおすすめするのかを簡単にいうと
『カラーシールドクリーム』は洗い流さないトリートメントでありながら、お風呂でやるトリートメントの効果もある一石二鳥なトリートメントだからなんです！
順を追って説明していきます♪
1．毛髪に類似させた補修成分配合
『カラーシールドクリーム』に配合されている補修成分には“アミノセラミド”と“18パーフェクター”というものがあります。
「専門用語っぽい横文字きらいだよ！」
って方が多いと思います。かくいう私もきらいなので分かりやすく説明すると、
この２つは髪の毛の成分に類似させた補修成分でお風呂でやるトリートメントの役割ももちます！
・そもそも髪のダメージとは？
「髪の毛がダメージを受ける」というのは具体的にどういうことなのかご存知でしょうか？
前提として髪の毛は３層の、のり巻きのような構造になっています
・具材→メデュラ ・お米→コルテックス ・海苔→キューティクル
外部からの刺激を受けると、３層構造の表面にあるキューティクルが傷つき、剥がれ
内部にまで傷みが進行していき､キューティクルとコルテックスに存在している内部成分(CMC)が流出していく
というのが一般的なダメージがある髪の毛の状態です。
- 外部からの刺激によりキューティクルが傷つき内部成分(CMC)が失くなっている＝ダメージのある髪の毛
・２つの補修成分の具体的な効果
そして肝心の２つの補修成分の効果は、
髪の毛がダメージを受けるときに流出していく内部成分(CMC) というものを上記のアミノセラミドが補給し
傷ついてしまったキューティクルは18パーフェクターがそれぞれ補修してくれます。
もともと髪の毛にある成分に類似させているので、ダメージを受けた髪の毛が必要としているものであり馴染みもよく、とても効果的に働いてくれます！
こういった髪の毛に類似させた成分で内部まで補修するのは本来はお風呂でやるトリートメントの役割で、
基本的には髪の表面をコーティングして保護するのが目的の洗い流さないトリートメントの役割を超えています。
『カラーシールドクリーム』をオススメしたい一番の理由がここで、
『カラーシールドクリーム』は「洗い流さないトリートメントでありながらお風呂でやるトリートメントのような効果もある」のです！
- 『カラーシールドクリーム』はお風呂でやるトリートメントの効果もある
『カラーシールドクリーム』を使えば、髪の毛が中から補修され、表面にあるキューティクルも保護されてサラサラな髪の毛になります。
お風呂でやるトリートメントの効果もある洗い流さないトリートメントはかなり珍しく、髪の毛のダメージなどによる問題を根本的に解決してくれます。
これらは美容院で行う高額なシステムトリートメント(シャンプー台で洗い流す方)にはよく入っている有効成分です。
これが家でささっとできちゃうのは本当にありがたいです！
- 内部成分(CMC)をアミノセラミドが補修
- キューティクル(毛小皮)を18パーフェクターが補修
- 内部から補修するのでお風呂でやるトリートメントの効果がある
２．どんな髪質の人にも合う
「評価が高いのは分かったけど自分の髪質に合うの？」
自分の髪質に合うのか合わないのか、これも洗い流さないトリートメントを選ぶ上でとても重要です。
いろんな髪質の方を見てきた現役美容師の視点からみると、髪質に合っていないものは使わないほうがいいと思うくらい相性は大切です。
しかしそんな問題もするっと解決してくれるのが『カラーシールドクリーム』です！
いろんな髪質をもつ、老若男女何百人のお客様に使用してきましたが、どんな髪質の方でも問題なく使えます！
・使用感
『カラーシールドクリーム』はその名の通りクリームでできています。
一般的にクリームでできているトリートメントのメリットは、保湿力に優れていることです。
その反面デメリットとして、人によってはベタついてしまうことがあります。
ですが『カラーシールドクリーム』の質感は重たすぎることなく、クリームのメリットである保湿力はしっかりありながらデメリットであるベタつきは感じないようになっています。
乾かし終わったあとはサラッとした仕上がりになるのでとても使いやすいです。
クリーム特有の重さが良い意味で出ないので、髪の毛がペタッとしやすい軟毛の方やエイジング毛の方にもおすすめです！
乾かした後の質感は本当にサラサラなので嬉しくなりますよ！
・香り
香りも洗い流さないトリートメントを選ぶ上で大事な要素ですね。
『カラーシールドクリーム』は少し甘さのある爽やかなフローラル系の香りです。
私個人としては好きな匂いで、お客様にも良い香りだと言ってもらえることがよくあり、万人受けしやすい香りだと感じます。
・使用に向かない人は？
ほとんどどんな方にもおすすめできる『カラーシールドクリーム』ですが、あえて使用に向かない人を上げると、
- ブリーチや縮毛矯正を何度も繰り返しているなど、あまりにもハイダメージな方
です。
こういった方には少し物足りなく感じるかもしれません。ですがそういった場合にも対策はあって、
まずカラーシールドクリームの有効成分でしっかり補修して、ドライヤーを終えたあとにオイルを重ねるという方法があります。
ひと手間増えてしまいますが、栄養不足になってしまっているハイダメージ毛の方には非常に効果的なやり方です！
ちなみに公式の商品説明ではカラーをしている方のみが対象のような説明がありますが、上記の有効成分2種が配合されているので、カラーをしていない方でも問題なく効果を発揮してくれます
□まとめ
ざっくりまとめると『カラーシールドクリーム』には髪の毛の成分に類似させた補修成分が入っていて、お風呂でやるトリートメントの効果もあり、どんな髪質の方にも合う。
そんな一度で二度おいしい贅沢な洗い流さないトリートメントになってます。
髪のパサツキや見た目に悩みがある人には一度は使ってほしいトリートメントです！
購入の際には1つ注意することがあって、ややこしいことにシュワルツコフさんから全く同じデザインのお風呂でやるトリートメントが販売されています。
今回紹介したのは洗い流さないトリートメントの『カラーシールドクリーム』になります。
ごくまれに間違えて購入してしまう方がいるのでお気をつけください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
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